最近、ロック板(フラップ板)の無い駐車場(コインパーキング)が増えてきていますね。
今朝も銀行の駐車場に車を止めたのですが、ロック板の無い有料駐車場でした。
駐車場の入場口にセンサーが付いており、精算機で駐車券を発行して、帰りに精算機で精算するスタイルになっています。
無人の駐車場で、入り口のセンサーと精算機のみで管理しています。
銀行のATMを利用した場合は、30分以内の利用が無料になっていました。
この駐車場を利用した際に、「確かにこういうこともあり得るな!」と思う出来事がありましたので、その時のお話と、実際に遭遇した場合の適切な対処方法をご紹介したいと思います。
ロック板の無い(フラップレス)駐車場について
これまでのロック板で駐車中の車を物理的にロックすることで管理されていた駐車場ですが、車高の低い車の場合は、車に傷をつけてしまったり、逆にロック板が破損したりしていました。
また、ロック板をタイヤで踏んでロックがかからないようにしたり、ロック板が反応しない位置に駐車したりという不正がありました。
もちろんこのような不正な利用は、「偽計業務妨害」という立派な犯罪です。
いずれにせよ、駐車場オーナーにとっても、駐車場利用者にとっても、負担が大きくなっていたため、最近ではロック板の無い駐車場が増えてきています。
ロック板の無い駐車場(コインパーキング)は、フラップレス式とも呼ばれています。
一般的なフラップレスの場合は、精算機の他に、ナンバー認識カメラ、場内監視カメラ、車両センサーが設置されています。
これらは全て管理会社にネットワークで繋がっており、これによって不正利用が防げるようになっています。
つまり、「不正利用しようとしても必ずバレてしまいます。」
私が遭遇したロック板の無い駐車場での出来事
今朝の出来事ですが、銀行の専用駐車場にもなっているロック板の無い駐車場に車を停めてATMを数分利用して、すぐに車を出そうとしたところ、1,100円という請求が出てきました。
一瞬、そうなんだと普通に払いそうになりましたが、明らかにおかしい料金です。
すぐに精算取り消しボタンを押して、管理会社に電話しました。
大抵、無人のコインパーキングには、管理会社への連絡先を書いてある看板が掲示されています。
確認しておきましょう!
電話は担当者へ繋ぐまで待たされましたが、事情を説明し状況を確認してもらいます。
駐車している駐車場の名前、駐車位置(駐車番号)、駐車した時間を伝えます。
取り消し証明が発行されていたので、こちらも内容を確認しておきます。
昨日の19時頃から停めていた記録が残っているので、その時停めた人が精算せずに出てしまったんだろうと思います。
私は数分で出てきたため、その間誰も利用していないか、利用した人が軒並み精算していないか、のどちらかでしょう。
管理会社に状況を確認してもらい、その場での対処方法を指示してもらいます。
精算機は、管理会社の方で処理してくれます。
今回は、精算済みとして処理してもらい、そのまま出庫して終了となりました。
まとめ:コインパーキングで困った時はすぐに管理会社へ連絡を
ロック板の場合も、フラップレスの場合も、いずれにしても無人であるがゆえに、不正をしようと思えばできてしまう環境にあります。
不正ではないとしても、精算を忘れて出庫してしまう場合もあるかもしれません。
不正は当然のことですが、偽計業務妨害という立派な犯罪です。
逃げ得はほぼ不可能ですので、絶対にやめて下さい。
今回のようにあり得ない料金だと分かった場合は、間違っても払ってしまわないで下さいね。
取り消し証明が発行される場合は、それを必ず取っておきましょう。
管理会社の方では、きちんと処理してくれますので、何か困ったことがあったら迷わず管理会社に電話しましょう。