子供の頃、通学途中や帰宅途中に道路を眺めていると、車のナンバープレートが大半は白地に緑の数字が書かれたナンバープレートを付けているのですが、たまに緑地に白い数字、黄色地に黒い数字、黒地に黄色い数字のプレートを目にしていました。
何か違いがあるのだろうかと、観察していると、タクシーやバス、トラックのナンバープレートが緑地であることに気づきました。
そしてもう一つは、赤帽の車が黒地のナンバーであるということでした。
子供ながらに、目にする回数が少ない黒地や黄色地のナンバーを発見すると、なんだかラッキーな気分になりました。
今回はナンバープレートの色についてご紹介していきたいと思います。
ナンバープレートの色について
ナンバープレートには、いくつか種類があります。
一般的に知られているのは、
・白ナンバー
・緑ナンバー
・黄色ナンバー
・黒ナンバー
の4種類ですね。
実は他にも種類があるんです。
定番の上記4種類を含めてナンバープレートの色についてご紹介していきます。
白ナンバー
これは、自家用車両に与えられるナンバープレートです。
自家用もしくは商用車両(事業用とは区別します)の普通自動車のナンバーになるので、一番多く目にするプレートですね。
商用普通自動車とは、パトカーや救急車など、特殊な用途に生産された車両のことを指します。
緑ナンバー
こちらのナンバープレートは、事業用車両に与えられます。
事業用車両とは、人や物資を輸送するための車両を指し、タクシー、バス、トラックなどがこれに当たります。
事業用として使用している車両に白ナンバーを付けていると違反になります。
黄色ナンバー
自家用軽自動車に与えられるナンバープレートです。
最近では、軽自動車人気で、街中で良く見かけるナンバープレートですね。
黒ナンバー
事業用の軽自動車に対して与えられます。
軽トラックや軽ワゴンなどで輸送に従事している車両が対象です。
郵便局の配達や赤帽などの車両として、たまに見かけると思います。
青ナンバー
外交官が使用する車両のみに与えられる特殊なナンバープレートです。
外交特権によって守られているため、交通違反や事故を起こしても処罰の対象とされません。
東京や大阪など、大使館がある地域でしかお目にかかれない激レアなナンバープレートですね。
仮ナンバー
白地に赤い斜線の入ったナンバープレートを見たことがありますか?
これは、「自動車臨時運行許可」というもので、車検切れなどで運行できない車両を陸運支局などへ一時的に運行するために許可している車両に付与されます。
図柄入りナンバー
走る広告塔として国土交通省が平成30年10月1日から交付を始めました。
全国41地域で、それぞれ地域の風景や観光資源などを図柄としてデザインされています。
現在交付されている図柄の確認や登録手続きの詳細については、こちらで確認して下さい。
地方版図柄入りナンバープレート
このナンバープレートで登録、交換することで、自家用軽自動車も白ナンバーにすることが出来るので、人気となっています。