最近は、あおり運転による事件・事故などが頻繁にニュースになっていますね。
また、煽りだけでなく、実際に傷害事件にまで発展するケースも増えて来ています。
こうなってくると、とにかく自分の身を守るためには、可能な限りあおり運転に遭わないような運転を心がける必要に迫られてしまいます。
例えこちらに非が無くても、相手の執拗な煽りや暴力は、出来るだけ避けたいところですよね?
そこで今回は、あおり運転に遭わないための心構えとして、6つの方法をご紹介したいと思います。
あおり運転に遭わない方法
実はここが一番重要なところなので最初に申し上げておきます。
一般的に、あおり運転をするドライバーは、自分が被害に遭ったという被害者意識が強いのが特徴です。
相手が先に、自分に迷惑を掛けてきたから、煽って仕返しをした。
という、身勝手な言い訳をすることが多いのです。
また、相手を見て煽ったり、煽らなかったりするのも、あおり運転をするドライバーによく見られる傾向です。
シーマやベンツ相手には、煽ったりしないかもしれませんね。
したがって、あおり運転に遭わない方法としては、とにかく未然に関わらないようにすることが大切です。
クラクションを鳴らさない
クラクションは、相手に注意喚起する場合やお礼の意味で鳴らすことがあります。
また、標識によって<クラクション鳴らせ>という場面もありますね。
しかし、あおり運転するドライバーは、クラクションによって因縁をつけられたと思ってしまうことがあるため、鳴らしてしまったことでそれをキッカケに、あおり運転の被害に遭ってしまうという可能性があります。
例えば、信号待ちしていて、前の車が青信号に変わってもすぐに動き出さないからと、注意喚起の意味で、信号が変わったことを知らせるためにクラクションを鳴らす、という場合が考えられます。
私もつい、軽く、短く、プッと鳴らしてしまうことがありますが、こういうちょっとしたことが、あおり運転のキッカケになってしまうのが、最近の交通事情です。
むやみに追い越ししない
あおり運転をするドライバーは、自分の車が追い越しをかけられたことに対しても、場合によってはプライドを傷つけられたとか、因縁をつけられたと思って、煽ってくる場合があります。
追い越しをかけなくてはいけない場面というのは、よほどの緊急でない限り、実際にはそんなに多くは無いと思います。
無用な追い越しは控えるのが、今の時代では自分の身を守る一つの方法かもしれません。
パッシングをしない
パッシングは、ライトを点滅させて、前方の車や対向車に対して、注意喚起や警告を促すために行うものです。
これも相手によっては、威圧的に感じてしまったり、因縁をつけられたと思ってしまうことがあります。
また、パッシング自体を知らないドライバーも実は結構いるため、意図せずパッシングしてしまったり、パッシングの意味を分からず過剰に反応してしまったりすることがあるのかもしれませんね。
ゆっくり走りすぎない
私は、基本的にあまりスピードを出さない運転を心がけていますが、高速道路などではつい制限速度よりも遅くなってしまうことがあります。
制限速度より遅いこと自体は違反ではないのですが、前の車が遅いとイライラしてしまう人も多いかと思います。
特に高速道路や追い越し禁止区間(はみ出し禁止区間)、1車線の道路などでは、特に遅い車は周りをイライラさせてしまうことが多くなります。
高速道路では、上限速度だけでなく、下限速度も制限されているので、遅いスピードでの運転は違反になることがあるので注意しましょう。
ゆっくり走りすぎるのは、あおり運転を誘発させる要因になることもあるので、気をつけましょう。
あおり運転に遭遇してしまったら
では、実際にあおり運転に遭遇してしまったら、どのように対処すればよろしいのでしょうか?
最近、テレビの報道でもあおり運転のニュースがたくさん流れていますが、あおり運転から傷害事件に発展するケースが増えてきています。
実際にあおり運転に遭遇しても、被害を最小限に抑えるために気をつけるべき心構えを以下にまとめていきます。
窓やドアは開けずにロックをかける
あおり運転から傷害事件に発展するケースの多くは、ドアや窓を開けたまま、あおり運転してくる相手と対峙してしまっています。
傷害事件に発展させないためには、ドアロックをしっかりとかけて、窓は開けないようにしましょう。
とにかく録画して証拠を残す
万が一、あおり運転に遭ってしまった場合、スマホで録画を撮ってもいいですし、ドライブレコーダーでしっかりと記録してもいいですので、決定的な証拠を残すということが最終的に重要になってきます。
証拠が残っていない場合、あおり運転をした側の言い分によっては、こちらに非があることになってしまう可能性があります。
あおり運転の証拠というよりは、こちらに非がないことの証明として、しっかりと録画で証拠を残すようにしましょう。